行動基礎科学(表紙)

「患者さんの目線に立つ」とは? 医療者に必要な“人の心の理解”を心と脳の科学から理解しよう!

研究室紹介

【教育の目標】
医学準備教育モデル・コア・カリキュラムに基づいて、医学部に特化した心理学・行動科学教育を構築することを目標としています。そこでは、care giverとしての医師・看護師にとって必要な「心の教育」、とくに「患者さんの目線に立つ」「患者さんの気持ちを理解する」とはどういうことかを、心理学・行動科学の知識に基づいて理解してもらうことを目的としています。また、心理学・行動科学を「心の脳科学」としてとらえ、情動などのさまざまな心的機能を、脳と関連づけて理解してもらうことも目指しています。
【研究の目標】
行動や心の機能を、個体レベルでの身体の一つの反応ととらえ、そのメカニズムを生理学や神経科学などの知識や技術を用いて明らかにすることを目標としています 。テーマとしては、睡眠や体温など私たちの心や身体の機能にある1日を周期とする生体リズム(サーカディアンリズム)と、それを動かす体内時計(生物時計)について研究しています。とくに、毎日の食事時間が体内時計をリセットできるかについて、マウスを用いて調べています。それにより、ヒトにおいて食事による体内時計のコントロールが可能かどうかを明らかにすることを目指しています。